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2026年10月28日
ドコモ、未就学児の生活習慣づくりを支援するAI対話技術を開発
NTTドコモは27日、未就学児の月齢に応じた言葉で対話し、歯磨きなどの生活習慣づくりを支援するAI対話技術を開発したと発表した。
本技術を活用したAndroid向けアプリでは、子どもの個性や会話の内容、過去の行動結果などに応じて声かけをパーソナライズし、子どもの自発的な行動を促すことで、保護者の育児負担軽減をめざす。
本技術は、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が構築した幼児語彙発達データベースと大規模言語モデル(LLM)を組み合わせ、子どもの月齢に合わせて、対話に使用する言葉を制御するもの。幼児語彙発達データベースには、子どもが各単語を獲得する月齢に関するデータが収録されており、保護者がアプリに登録した子どもの月齢では、理解が難しいと考えられる言葉の使用を控えながら対話する。
子どもの歯磨きや着替え、就寝などの生活習慣づくりは、日々の繰り返しが必要であり、保護者にとって継続的な負担となる場合がある。
ドコモは、AIが子どもの月齢に合わせた言葉で一人ひとりに声をかけ、子ども自身の理解や行動を後押しすることで、習慣づくりと保護者の負担軽減を支援できると考え、本技術の開発に取り組んだ。また、AIによる声かけを通じて、保護者が子どもへの接し方や声かけを工夫するきっかけとなり、日々の育児における気づきや学びにつながることも期待している。
■本技術の特長
(1)月齢に応じた言葉で対話
幼児語彙発達データベースとLLMを連携させ、子どもの月齢に応じて対話に使用する単語を制御する。子どもにとって理解が難しいと考えられる単語の使用を控えて声かけを行う。
(2)子ども一人ひとりに合わせた声かけ
子どもの個性や普段の会話、過去の行動結果などを踏まえ、声かけの内容をパーソナライズする。一人ひとりに合わせた対話を通じて、習慣につながる行動を自然に促すことをめざす。
(3)キャラクターとの対話を通じた生活習慣づくり
開発中のアプリでは、スマートフォン上のキャラクターが、あらかじめ設定した時刻や習慣に応じて子どもへ声かけをしてくれるほか、簡単な対話、子どもの活動を振り返るための記録機能、習慣を実践した際のシール収集などの機能を備えている。
ドコモは今後、トライアルを通じて実際の家庭での本技術の有効性や使いやすさを検証する。また、より幼い子どもの発話認識精度の向上など、技術改善を進める。さらに、子育て支援や知育、見守りなどに取り組む企業との連携も検討し、子どもの健やかな成長と保護者の育児負担軽減に貢献するサービスの実現をめざす。
また、本技術を活用したアプリは、「NTT R&D FORUM 2026」において展示し、Android端末を用いたキャラクターとの対話を体験できるデモンストレーションを実施予定。
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