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2015年12月22日
JEPA/電子出版アワード 大賞に「Vivliostyle」が決定
日本電子出版協会(JEPA)は18日、日本の電子出版物の育成と普及を目的とした「JEPA電子出版アワード」の大賞選考会とジャンル賞表彰式を日本教育会館で行い、大賞に「Vivliostyle」を決定した。
この賞は、2007年、日本の電子出版の普及と技術の向上を目的として開始。1昨年から電子出版関連メディアに選考委員を依頼し、「ジャンルの選定」と「エントリ―作品の選考」を任せた。
今年は、5つのジャンル賞が11月26日からの一般および会員社のネット投票で選ばれ、18日、会員社および選考委員による投票で大賞1作品が選ばれた。
各賞は下記に通り。
デジタル・インフラ賞 POD流通サービス インプレスR&D
スーパー・コンテンツ賞 火花 文藝春秋
エクセレント・サービス賞 ヤマタイム 山と渓谷社
チャレンジ・マインド賞 旅色など ブランジスタ
エキサイティング・ツール賞 Vivliostyle ビブリオスタイル
大賞 「Vivliostyle」
「Vivliostyle」は2014年に創業した電子出版システム開発企業で、印刷組版と同レベルの表現を画面に導入する技術(Vivliostyle.js)の開発をW3CのCSSワーキンググループと協調で推進しており、W3C(ワールドワイドウェブコンソーシアム)のHTML5とCSS3や、IDPF(国際デジタル出版フォーラム)のEPUBを使ったPDF出力ソフト(Vivliostyle Formatter)も開発している。
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