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2017年4月24日
パイオリンク、多層防御を導入した追手門学院大の事例を公開
パイオリンクは21日、L2スイッチにセキュリティ機能を搭載したセキュリティスイッチ「TiFRONT (ティーフロント)」を、大阪府茨木市の追手門学院大学で実施した多層防御の「1層」として導入・運用中であることを発表した。
大学という環境内でインターネットの自由と安全のバランスをどうとるべきか、アクティブ・ラーニングやeラーニング実施の要件をクリアするための多層防御の導入事例として公開した。
追手門学院大の基幹ネットワークにおいては、学舎をつなぐ重要な部分に、3年前からパイオリンクのTiFRONTが導入されている。通常の企業と同様、大学組織にもサイバー攻撃が頻繁にやってくることが考えられるが、基幹ネットワークシステムは、一度導入すると5、6年間は追加投資が難しい。そこで「多段で守る」という要件を満たした製品から選定した結果、L2スイッチながらセキュリティ機能を有しているTiFRONTの選択となった。
TiFRONTは、各学舎の入り口部分に設置され、学舎ごとに発生するトラフィックをチェックし、セキュリティアプライアンス製品であるマカフィーNSPと連携して、問題のあるトラフィックを検疫、遮断している。その結果は、これまでのところ学内ネットワークで大きな脅威は発生しておらず、TiFRONTがネットワークの有効活用、健全性確保に活躍していると考えられるという。
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