2017年10月18日
法政大学図書館、デジタルアーカイブに子規の自筆ノートなど追加
法政大学図書館は14日、俳人・正岡子規生誕150年を機に、既存のデジタルアーカイブをリニューアルし、子規の自筆ノートなど新たに141タイトルを追加して公開を開始した。
これまでも法政大学図書館では、「梅謙次郎文書」8タイトル、「正岡子規文庫」95タイトルをウェブサイト上で公開していたが、詳細な検索機能とメタデータを付与したサイトとして今回リニューアルした。
今後は同大専任教員と学外の専門家によるチームを編成し、さらに公開データを増やしていく予定。
なお追加加資料の中には、正岡子規が学生時代に使用した自筆ノートのほか、元禄2年に制作された歳旦帳(小句集)『大三物』、世界に3部(同大図書館、尊経閣文庫、国立公文書館内閣文庫にそれぞれ1部ずつ)しか現存していない稀覯本『古今小説』などがあり、子規の学生時代の関心や文学研究の足跡を誰でも閲覧することができる。
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