2018年4月17日
ボードゲームで始めるプログラミング学習/CAST JAPAN
EDIX2018に初出展が決まったCAST JAPANは、世界中からPLAYをセレクトする輸入商社である。同社は、学びはPLAYの中にあり、PLAYは人間の全ての行為の原点だと考えている。
今回はその中で、昨年の「Kids教育Festival」で大反響だったフランスのGigamic社、アメリカのThink fun社のボードゲームを出展する。
これらのボードゲームは、世界15か国の先進校で採用されているイスラエル発祥の独創的教育メソッド MIND LAB(マインド・ラボ)*1の教材にもなっている。
またプログラミング教育先進国の欧米諸国では既にボードゲームが授業の教材として採り入れられており、プログラミングに精通していない教師でも今すぐクラスで始められるアンプラグド(PC不要)の本格的なプログラミング教材として関係者から注目を集めている。
同社のボードゲームでは、プログラミングと同じプロセス≪PLAN(設計)→DO(実装)→SEE(修理)≫が発生し、プログラミングのプロセスを体験として習得できる仕組みだ。これが政府の設定した小学校におけるプログラミング教育の目標=“プログラミング的思考力の習得”となる。
更に、世界中のプログラマーにも話題となったコーディングを学ぶ本格的なシリーズもラインアップされている。
Googleのアントレプレナーが自身の3歳の子どもにプログラミングを教えるために開発した『ロボット・タートルズ』はより低年齢からプログラミング学習が可能であり、NASAの仮想現実(VR)プログラマーが考案したコーディングを構成する3つの要素を分解し、それぞれを深く理解するためにシリーズ化した『コード・マスター』や『コード・シリーズ3部作』はよりコンピューター・サイエンスの本質的理解を目指す本格的な学習キットとなっている。
これらの高価な機材やPCを必要としないボードゲームは、全ての子ども達に平等にプログラミングを学習する機会を作るだろう。また教師側にとっては、今すぐ始められるプログラミング学習ツールとして享受されるはずだ。
*1:MIND LABとは、イスラエル発祥の「考える力」を学ぶ教育プログラム。テストで点数を採ることだけではなく、学業やスポーツ、友人関係やあらゆる社会環境での『生きる力』をつけることを目的に、ボードゲームを教材として「認知的思考力」「感情的思考力」「社会的思考力」を育むメソッド化し、世界中の先進校で導入されている。
EDIX出展情報
●未来の学びゾーン 小間番号 A654
問い合わせ先
CASTJAPAN
TEL:03-5619-1582
関連URL
最新ニュース
- プログラミング教育、4割以上の保護者が授業についていけるか不安=シンクプラス調べ=(2024年5月16日)
- 2026卒大学生、4月時点のインターンシップ参加率は18.3%=マイナビ調べ=(2024年5月16日)
- 子どもがいる親世代、小中学校の授業短縮の認知度は約2割にとどまる=イー・ラーニング研究所調べ=(2024年5月16日)
- 25年卒の約6割が「オンライン」でのセミナー参加を希望 =学情調べ=(2024年5月16日)
- 中学生の定期テスト前勉強、大多数が「1日3時間半、準備開始は1~2週間前から」=塾選調べ=(2024年5月16日)
- 東京⼯科⼤学、新⼊⽣の「コミュニケーションツール」利⽤実態調査を発表(2024年5月16日)
- 高校の選定理由、親世代と現役学生世代の選定ポイントに差=ネオマーケティング調べ=(2024年5月16日)
- 大阪電気通信大学、研究室紹介サイト「WHO’S LAB」をオープン(2024年5月16日)
- 熊本大学、工学部半導体デバイス工学課程で高専生対象のインターンシップを実施(2024年5月16日)
- 拓殖大学、高校生対象「第14回アイデアのタネコンテスト ORANGE CUP 2024」作品募集中(2024年5月16日)