2022年9月29日
iTeachers TV Vol.333 工学院大学附属中高 中川千穂 先生(前編)
iTeachersとiTeachers Academyは28日、iTeachers TV Vol.333 工学院大学附属中学校・高等学校の 中川千穂 先生による「Raise Independent Learners 〜自立した学習者の育成〜(前編)」を公開した。
前編は「省察から生徒の自己変容を促す」というテーマの話し。英語で議論する力を育成するためのハークネスメソッドを、「Hylable Discussioin」という機器を用いて実践している。生徒はデータから自分の行動を省察し、自分の行動を変えることで周りに影響を与え、他者に貢献することを学ぶ。このように、発言を数量的に可視化したデータから、生徒が自らをより良くするために考え、行動することができるようになった。同時に、記録を取り、フィードバックする教員の負担も軽減され一石二鳥だという。
中川先生は、工学院大学附属中学校・高等学校の英語科教諭。英語科主任およびインターナショナルコース担任を務める。Round Square学校代表。大学卒業後は百貨店に就職し、バチェラーオブシューフィッターとして勤務。現在は映像制作授業やプロジェクトベースなど、ICTを活用した授業を多数実践している。2019Cambridge English School Competitionで最優秀賞を受賞。高速道路をバイクで疾走する3女の母。MIEE, Adobe Education Leader。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」。今回は、情報通信総合研究所の平井聡一郎 氏による「理数探究基礎で探究はバッチリ!」。
平井氏は、茨城県の公立小中学校、教育委員会で33年間の勤務を経て現職。茨城大学非常勤講師、経済産業省産業構造審議会臨時委員、文部科学省学校教育情報化推進専門家会議委員、文部科学省ICT活用教育アドバイザー、総務省地域情報化アドバイザー、内閣官房デジタルの日検討委員会WG委員、他複数の自治体の教育アドバイザーを務める。現在は、全国を廻り、ICT機器整備からその活用、プログラミングやオンライン授業まで、ICT活用全般のコンサルティングに取り組んでいる。
□ Raise Independent Learners 〜自立した学習者の育成〜(前編)
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