2015年5月25日
古河市とドコモ/市立小・中学校32校にLTE対応iPad1421台導入を決定
茨城県古河市とNTTドコモ(ドコモ)は20日、今年9月1日から、古河市立の小・中学校32校を対象に、通信モジュール搭載モデル学習用タブレット(LTE対応iPad)1421台を導入し、学校内だけでなく、校外や自宅においても学習しやすい環境を構築し、児童・生徒 一人ひとりに最適な教育を行うことで学力向上をめざすと発表した。
これまで古河市では、一部の小学校において学校内Wi-Fi対応の学習用タブレットを使って、学校内で電子黒板との連携などによる授業が行われていたが、LTE対応iPadトを使うことで、児童は電子教材を課外授業で利用したり、自宅に持ち帰ることなどによる能動的な学習が可能となる。
さらに、タブレット端末を使って児童同士の意見交換が活性化し、新たな発見や気づきを生み出すことが可能となる。
古河市では、重点整備校として古河第五小学校、上大野小学校、大和田小学校の3校については児童1人1台、その他の小学校20校については1クラス分にあたる各校40台を導入する。加えて、教育ICTに先導的な役割を担う小・中学校教員1人につき10台のLTE対応iPadを導入する。
今後のさらなる教育ICTの発展を目的とした共同研究として、古河市とドコモは、古河第一小学校5、6年生を対象に、電子教材を搭載したクラウド型教育プラットフォームと連携した1人1台のLTE対応iPadによる個々人に合わせた学力向上効果と教育ICT環境整備のあるべき姿を今後検討し行くとしている。
また、小・中学校教員を対象に、ICTを活用した教育スキルの向上をめざし、オンライン学習サービス「gacco(ガッコ)」の仕組みを利用した教員向けオンライン学習サービスによる効果検証に関する共同研究の検討を進める。
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