2013年8月9日
男鹿市教委/光通信を使った中学生向け夏期講習を実施
男鹿市教育委員会は7月29日から8月2日にかけて、市内の中学校を対象に光通信を使った夏期講習を行なった。
授業は、秋田予備校(秋田市内)の講師が行い、光通信を使ってその模様を配信し、各中学校の教室に設置されたモニターに映し出した。各中学校で授業を受ける生徒の様子は、講師側で観られるようになっており、質疑応答など双方向のコミュニケーションをとりながら授業を進めた。
市内の全4中学校の3年生を対象に5教科の授業を行い、5日間で延べ415人が参加。
授業を受けた生徒からは、「一方的な動画を観るのではなく、質疑応答をしながら進められるため、内容がよく理解できた」といった声があったという。
今回の授業は、市内に学習塾が少なく、地理的に通うのが難しい生徒がおり、そうした生徒を支援する目的で行われた。同様の授業を、10月から2月にかけて週2日放課後に開講し、冬休みにも10日間、冬期講習として行なう。
男鹿市教育委員会は、「2013年度の結果を見ながら、現在中学3年生のみの対象を1,2年生に広げられないか、あるいは学校主催の講演を配信するなど学習面以外でも光通信を活用できないか検討していきたい」と語った。
関連URL
問い合わせ先
男鹿市教育委員会 学校教育課
0185-46-4108
最新ニュース
- 授業も校務も、多面的に効果が広がる Chromebook 活用(後編)/浜松聖星高等学校(2022年6月28日)
- 授業も校務も、多面的に効果が広がる Chromebook 活用(前編)/浜松聖星高等学校(2022年6月28日)
- AIで生成した講師の動画、受講者の6割が「自然」と回答=ドコモgacco調べ=(2022年6月28日)
- すららネット、「ギフテッド」の特性を持つ子どもたちの学習をサポート(2022年6月28日)
- 大学生への仕送り、最多は「月5~7万円」も約60%が「不足」=キュービック調べ=(2022年6月28日)
- 工学院大学、「デジタルツインラボ」を活用した分野横断型デジタル教育を今秋開始(2022年6月28日)
- 文京学院大学、セルフディフェンス啓発キャンペーンをキャンパス内で実施(2022年6月28日)
- 崇城大学、情報学部が1年生を対象とした「半導体回路設計コンテスト」を開催(2022年6月28日)
- 来春開校の神山まるごと高専、「デロイトトーマツ」が年間5000万円を10年間寄付(2022年6月28日)
- 来春開校の神山まるごと高専、CTCが奨学金基金に10億円を拠出(2022年6月28日)