2013年9月6日
総務省/「高校生は1日180分以上スマホ利用」調査結果公表
総務省は4日、「スマートフォン安心安全強化戦略」を公表した。
「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」の下に設置したワーキンググループで、スマートフォン利用の課題などについての議論や意見募集の結果を取りまとめたもの。
青少年に関するものとして、「第Ⅲ部 スマートフォンのアプリ利用における新たな課題への対応」で、アプリ利用の課題や対策などについて紹介している。
青少年のスマートフォンやソーシャルメディアの利用動向についてのアンケート調査によると、スマートフォンの1日当たりの平均利用時間は、中学生では「60分以上~90分未満」と「90分以上~120分未満」、高校生では「180分以上」、大学生では「60分以上~90分未満」の回答が最も多く、社会人の回答(「30分以上~60分未満」)と比べ、特に高校生の利用時間が長いことが分かる。
また、スマートフォンでの無線LAN(Wi-Fi等)を通じてのインターネット利用に関しては、中学生・高校生の約8割が利用していると回答。
一方、スマートフォンでの無線LANを通じてのインターネット利用ではフィルタリングがかからない場合があることを指摘し、そのことについての認知度を調査したところ、中学生・高校生の保護者約3割が、フィルタリングがかからないことがあることを認識できていないことが分かった。
こうした調査結果を踏まえ、リテラシーの向上の取り組みやソーシャルメディアガイドラインの普及促進など、安心・安全な利用環境の在り方について具体的に紹介している。
関連URL
表紙・目次・はじめに(別紙1-1)(PDF)
第I部 スマートフォンにおける利用者情報に関する課題への対応(別紙1-2)(PDF)
第II部 スマートフォンサービス等の適正な提供に係る課題への対応(別紙1-3)(PDF)
第III部 スマートフォンのアプリ利用における新たな課題への対応(別紙1-4)(PDF)
おわりに・参考資料(別紙1-5)(PDF)
提言の概要(別紙2)(PDF)
提言(案)に対して提出された御意見及びそれらに対する考え方(別紙3)(PDF)
問い合わせ先
総務省 総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課
電 話:03-5253-5111
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)