2013年9月9日
NISE/特別支援学校のAT・ICT活用の促進に関する研究レジュメを公開
国立特別支援教育綜合研究所(NISE)は3日、「特別支援学校(肢体不自由)のAT・ICT活用の促進に関する研究 -小・中学校等への支援を目指して- 【中期特定研究(特別支援教育におけるICTの活用に関する研究)】」のレジュメと調査票をWebに公開した。
研究は、特別支援学校(肢体不自由)のAT(Assistive Technology:アシスティブ・テクノロジー)活用についての知見を整理・検討し、それらを基に特別支援学校のセンター的機能として、小・中学校などに在籍する肢体不自由のある児童生徒への支援においてAT活用を促進する方策を検討したもの。
中でもe-AT(electronic and information technology based Assistive Technology:電子情報通信技術をベースにした支援技術)とよばれるICTの役割を重視した研究になっている。
具体的には、静岡県立中央特別支援学校を対象として、特別支援学校(肢体不自由)にお
ける教員の AT(ICT を含む)の活用能力の自己評価及び研修ニーズに関してアンケート調査を行い、結果について活用を促進するための研修プログラム等の観点から考察した。
研究の概要
研究年度:2012年度~2013年度
研究代表者:長沼俊夫
研究分担者:金森克浩、徳永亜希雄、齊藤由美子
研究班:肢体不自由班
アンケート調査の概要
調査対象者:166人(静岡県立中央特別支援学校本校と病院学級、訪問部に所属する、全
教職員、事務系職員を除く)
回収数:149サンプル(回収率89.8%)
分析対象:回収サンプルのうち102サンプルを分析対象とした。
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