2013年10月22日
デジタルハリウッド/パパ&ママと一緒にアプリを作るワークショップ 東京で開催
デジタルハリウッドは19日、“アプリが作れるアプリ”「JointApps(ジョイントアップス)を使って親子でアプリ制作にチャレンジするイベント「5歳からのアプリ作り 親子ワークショップ」をデジタルハリウッド大学東京本校で開催した。
米子、大阪、東京の3カ所で開催するこのワークショップは、親子で2人1組となって約1時間程度でカメラアプリを作成するもので、東京本校の会場には5組10名の参加があった。
ワークショップで使用する「JointApps」は、プログラムが組み込まれたブロックをつなげるだけでオリジナルのAndroidスマートフォンアプリをつくることができるアプリ。プログラム言語の習得の必要はなく、簡単な操作で自由に自分だけのアプリをつくることができる。
デジタルハリウッド ビジネスデザイン事業部JointApps石川大樹プロデューサーが講師となり、モニターを使いアプリづくりを説明していく。
作成するのは「カメラで撮影した写真にスタンプできる」アプリで、「かめら」「すたんぷ」「みせる」の3つの機能を必要とする。それぞれの機能の設定作業を「ブロックでつなぐ」「文字や保存名の設定」「画面レイアウト」「作成アプリをスマホで再生」の4つの手順に分解し、一つずつ作業を行う。
参加者それぞれの前には2台のPCがあり、左のモニターで作業を進めながら、困ったときは右のモニターに写しだされる講師のPC画面を確認できるので、子どもたちは迷わず手を進めていく。
お父さんやお母さんと一緒に作業を進めると、1時間後には手元のスマホで使えるカメラアプリが完成した。
幼稚園の年長組に通う女子は、工作づくりのイベントに参加したことはあるがアプリ作成は今回が初めてだったという。また、小学5年生の男子は、今回のワークショップに参加して楽しかったと言い、「ゲームの制作者になりたい」と将来の夢を語ってくれた。
イベントの最後、石川プロデューサーは子どもたちが「JointApps」を活用することのメリットを説明。「いきなり子どもたちがプログラムを学習することは難しい。『JointApps』はプログラミングの知識は不要なので、楽しみながらアプリづくりの企画・設計を学ぶことができる」とし、子どもにものづくりの楽しさを教えるためのツールとして活用してほしいと語った。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)