2013年12月24日
IPA/ネット上に公開した個人情報「友人や知人しか見ない」との回答が57.1%
情報処理推進機構(IPA)は19日、情報セキュリティに関する対策情報の発信、普及啓発等の活動に役立てる目的で、インターネット利用者を対象とした「2013年度 情報セキュリティに対する意識調査」を実施し、報告書をIPAのWebで公開した。
それによると、ネット上に公開した情報は世界中から閲覧される可能性があるにもかかわらず、自分の個人情報をネット上に公開した経験者のうち、スマートデバイス利用者の57.1%が「友人や知人しか見ない」と回答。
ネットへの投稿経験者で悪意ある投稿の経験者は23.5%で、特に10代では「下品な言葉を含む内容」(19.5%)等の投稿経験が高いことが分かった。
また、違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードすること(私的ダウンロード)について、2割以上が行う可能性があると回答。著作権法で私的ダウンロードが違法であるという認識が低い可能性があることが伺える。
自宅に無線LANを導入している利用者は、前回調査から約1.2倍に増加したものの、セキュリティ対策を「行っていない」が13.9%と3.8ポイント増加した。
調査概要
方 法:Webアンケート
対 象:13歳以上のPC、スマートデバイスのインターネット利用者
事前調査期間:2013年9月21日~9月28日(利用デバイスに関するスクリーニング調査)
本調査期間:
(1)2013年9月28日~9月30日(情報セキュリティの倫理に対する意識調査)
(2)2013年10月4日~10月6日(情報セキュリティの脅威に対する意識調査)
有効回答数:パソコン:5160名、スマートデバイス:2066名
問い合わせ先
IPA 技術本部 セキュリティセンター
isec-info@ipa.go.jp
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