2014年2月5日
文科省/学びのイノベーション協議会 実証研究報告書で重要なのは「今後」
文部科学省は4日、学びのイノベーション推進協議会(第5回)を開催し、学びのイノベーション事業の成果のとりまとめと実証研究報告書作成に向けた報告、検討会を行った。
実証研究報告書骨子の概要は、全9章。
第1章は「教育の情報化と新たな学びの創造」、第2章は「小学校における取り組み」、第3章「中学校における取り組み」、第4章「特別支援学校における取り組み」、第5章「ICTを活用した指導」、第6章「学習者用デジタル教科書・教材」、第7章「ICTを活用した教育の成果」、第8章は「ICT活用の留意事項」、そして第9章が「今後の推進方策」。
各章を担当したワーキンググループの代表が、とりまとめの概要を報告、説明した。
報告後の質疑応答で委員から、「他の章に比べて第9章が物足りない。もっと厚くできないか。3年前の機材で始めた実証実験だが、今ではタブレットは重く感じる。技術の変化は早く、3年では追いつかない」と、過去の成果のみならず、今後に役立つ情報を多く盛り込むべきだとの意見が出された。
これに対して「あくまで実践のあるものをまとめる前提だが、実証報告ではないが第9章に入れるものがあっても良い」「たしかに3年前の機材でやった実証実験ではあるが、今後に役立つ内容を提示することは可能だ」等の意見があり、各委員のアイデアを事務局がまとめる方向が示された。
学びのイノベーション協議会は今後、ワーキンググループなどで作業を行い、3月17日の最終回までに報告書をまとめる予定。
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