2014年3月18日
文科省/「学びのイノベーション推進協議会」3年間のまとめ
文部科学省は17日、「学びのイノベーション推進協議会(第6回)」を開き、「小中学校」「特別支援教育」「ICT活用の留意事項」の各ワーキンググループからの報告と「実証研究報告書」とりまとめの検討を行った。
学びのイノベーション事業は、1人1台のタブレットPC、電子黒板、無線LAN等が整備された環境のもとで、ICTを活用して子どもたちが主体的に学習する「新たな学び」を創造するための実証研究を行うプロジェクト。
全国20校(小学校10校、中学校8校、特別支援学校2校)の実証校で、ICTを活用した教育の効果・影響の検証、指導方法の開発、デジタル教科書・教材の開発などを研究してきた。
3年間のプロジェクトが今年度で終了するのにあたり「学びのイノベーション推進協議会」では「学びのイノベーション事業実証研究報告書」のとりまとめを行ってきた。
報告書の概要説明の後、各委員からは「タブレットの利用で現場が多様化してくる。これからは多様性を生み出す学び方・教え方を見つけていくことが必要」、「プロジェクトとしては成果を収めたが、今のやり方で技術革新の速度について行けるのか、リアルタイムの対応が求められる」、「学びのイノベーションとは、小中高から大学まで主体的に学べるようにすることだが、教育の現場は一日では変われない。そのギャップを埋めていかなければならない」など、ICT活用教育の今後の課題が示された。
最後に挨拶した清水生涯学習政策局長は、「3年間の成果を踏まえた上で、ICT活用教育の実現に向けて、さらに着実に進めていきたい」と、今後の取り組みを示唆した。
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