2014年2月6日
eラーニング戦略研究所/反転授業に関する教員の意識調査を公表
eラーニング戦略研究所は6日、高校・大学の教員を調査対象とした、反転授業に関する意識調査報告書を公開した。
1月10日~14日にかけて、100名にWebアンケートを実施した。
それによると、約半数の教員が反転授業について認識しているが、そのうち「反転授業を行っている」は2.4%、「過去に行っていた」は7.3%で、実施導入率は低いことが分かった。
しかし、「反転授業を行ってみたいか」の設問に対し、約7割の教員が「行ってみたい」「どちらかといえば行ってみたい」と回答した。
eラーニング戦略研究所は、従来の授業スタイルからの脱却や学習効果の向上などの面で、反転授業に対する期待が高まっている様子が読み取れるとしている。
反転授業のメリットを尋ねたところ、「授業をディスカッションや思考能力育成の時間にレベルアップできる」の答えがもっとも多く、次いで「自宅学習時間の増加」「自宅学習の習慣化」「授業で応用を学べる」「学生/生徒がわからないところを事前に明確にできる」「学生/生徒が自宅で授業ビデオを繰り返し視聴できる」などの順となった。
アンケート調査概要
期 間:2014年1月10日(金)~1月14日(火)
方 法:Webアンケート方式
調査対象:全国の高校教員・大学教員計100名
職業別内訳:高校教員50名(50%)、大学教員50名(50%)
性別内訳:男性84名(84%)、女性16名(16%)
年代別内訳:20~29歳1名(1%)、30~39歳19名(19%)、40~49歳24名(24%)、50~59歳
42名(42%)、60~69歳14名(14%)
関連URL
問い合わせ先
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)