2014年3月3日
デジタルハリウッド/教職員向けのタブレット活用シンポ開催
デジタルハリウッド大学は2月28日、教職員関係者向けの「第2回タブレット教育シンポジウム」を東京・千代田区のデジタルハリウッド大学駿河台キャンパス駿河台ホールで開催した。
このシンポジウムは、中学・高校でのタブレット端末活用について参加者がディスカッションするなど情報交換の場として行うもの。
1部「タブレット端末の教育への浸透を見る」では、デジタルハリウッド大学 南雲治嘉教授と川崎市立川崎総合科学高校 碓井義忠教諭がパネラーを務め、タブレット導入状況や問題点などについて報告した。
タブレットの導入状況として、佐賀県など地方自治体の動向などを紹介。急速に普及が進んでいる半面、無線LAN環境の整備が完全でないなどの不安材料を指摘した。
また、様々なメリットもあるタブレットの課題点として、「教員側の知識・実践技術の問題」「機材導入に伴う予算」「メンテナンス(故障・破損等)」を挙げた。
2部「デジタル教材の作り方」では、デジタルハリウッド大学南雲ゼミ生がタブレット教材の企画プレゼンテーションを行った。
発表したのは、大和田昇平さん(小遣い帳アプリ)、角田美乃里さん(けみかるファーム)、野川小百合さん(逆転裁判)、竹内千佳さん(教育アプリ「かつぜつハッスル」)、苗ケイシンさん(科学知識によるアプリケーション)の6名。
どれもデジタル分野のゼミ生らしい独自の視点から考えだされた作品で、参加者の関心を集めた。
最後に南雲教授は、単元の目標や授業スキルなど教員に課せられる課題が増える中、「タブレット教材作成の面で、ICTに強い学生が協力できるのではないか」と語った。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.442 桐光学園 中・高 樋田健嗣 先生(後編)を公開(2025年2月12日)
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)