2014年3月24日
ベネッセ/小・中学校教員の9割が授業で「ICTを活用したい」と回答
ベネッセコーポレーションは19日、「ICTを活用した学びのあり方に関する調査」の結果を発表した。
この調査は、「ベネッセ教育総合研究所」が2013年10月に全国の公立小・中学校の教員を対象に、授業でのICT活用の実態や教員の意識、これからの学びを教員がどのように捉えているかを明らかにすることを目的に実施したもの。
これによると、「今後、ICTを活用したい」と考える教員は、小学校で95.6%、中学校で87.8%(「とても活用したい」と「まあ活用したい」の合計)となり、約9割の教員がICTを活用したいと考えていることが分かった。
「今後、取り組みたい内容」としては、「教材の収集・提示」や「情報教育」の項目に加えて、「プレゼンテーション用のソフトを使って子どもが共同で資料をまとめる」の回答が半数(小学校54.6%、中学校64.3%)を超えた。
普通教室でのICT機器の整備状況では、「デジタルテレビ」(小学校79.4%、中学校70.5%)や、「実物投影機」(小学校88.1%、中学校73.8%)、電子黒板(小学校47.9%、中学校43.9%)と普及が進んでいるが、「子ども用タブレット端末」は10%未満(小学校7.7%、中学校6.0%)にとどまった(「普通教室でつねに使える」と「普通教室で共有のものを使える」の合計)。
調査概要
テーマ:小学校・中学校における授業でのICT活用の実態、教員の意識
方 法:郵送法による自己式質問紙調査
時 期:2013年10月~11月
対 象:全国の公立小学校・中学校の教員 1608名(一般校[無作為抽出]:1103名、実践校:505名)
関連URL
問い合わせ先
最新ニュース
- 「TDXラジオ」Teacher’s [Shift]File.192 お茶の水女子大学附属中学校 渡辺光輝 先生(後編)を公開(2024年10月14日)
- Ms.Engineer×日本IBM×九州女子大、九州の女性IT人材育成などを強化(2024年10月11日)
- 熊本県荒尾市とNTT Com、LTE教育用タブレット活用し登下校児童の見守り(2024年10月11日)
- 関西大学、ビジネスデータサイエンス学部がオンライン学部説明会を開催(2024年10月11日)
- 立正大学、データサイエンス学部で受験生向けweb個別相談会を開催(2024年10月11日)
- XANA×横浜国立大学軸屋ゼミ×J&J事業創造、産学連携セッションを実施(2024年10月11日)
- 教育ネット、藤沢市立亀井野小学校で生成AIを活用した情報モラル授業を実施(2024年10月11日)
- オンラインのプログラミングスクール「NINJA CODE」、受講生によるチーム開発イベントを開催(2024年10月11日)
- Google for Education、「教員の学びと働き方改革の両立を実現する『令和の日本型学校経営』とは?」11月開催(2024年10月11日)
- 内田洋行、高校・大学教職員向け「大学・高校実践ソリューションセミナー2024」開催(2024年10月11日)