2014年5月28日
東北大学/紙のような白さを表示できる反射型液晶ディスプレイを開発
東北大学は26日、同大学院工学研究科の藤掛英夫教授、石鍋隆宏准教授らの研究グループが、ポラテクノと日本化薬と共同して、無彩色の偏光板とそれを使った高品位な紙のような白色表示ができる反射型液晶ディスプレイの開発に成功したと発表した。
太陽光などの自然光の反射によって画像を表示する反射型液晶ディスプレイは、バックライトが不要なため消費電力が少なく、薄く、軽いという特長があるが、これまでは色表示に難があったという。
今回、新しい二色性色素を合成して光の吸収波長を制御するとともに、色素の分子配向性を向上させることで、平行と直交の透過率が可視光領域で一定な無彩色偏光板を開発することに成功。
この偏光板と、これまでに開発を進めてきた光拡散フィルム技術によって、表示光の配光分布を精密に制御したデバイス構造を考案し、高い反射率で高品位な紙のような白色表示を実現するとともに、高いコントラスト比と動画表示能力を備えた低消費電力の反射型液晶ディスプレイを開発した。
携帯型情報端末、電子値札、車載用ディスプレイ、デジタルサイネージ等への応用が可能で、ディスプレイデバイスの低消費電力化が期待できるという。
問い合わせ先
東北大学大学院工学研究科 電子工学専攻
eng-pr@eng.tohoku.ac.jp
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