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2014年11月14日
日本SGI/名古屋大学に3次元可視化映像を生成するシステム納入
日本SGIは13日、富士通と共同で構築した大規模共有メモリー型サーバを中核とした大規模可視化システムを、名古屋大学に納入したと発表した。
東山キャンパス内の名古屋大学情報基盤センターに設置、3月から稼働している。
このシステムは「複合現実大規模可視化システム」と呼ばれ、大規模共有メモリー型サーバ「SGI UV 2000」による高精細可視化システム、ストレージシステム、バーチャルリアリティシステムの3つのシステムによって構築されているもの。
プラズマ流体、地球流動現象や医療分野をはじめとする様々な研究で利用され、超大規模データから高精細な3次元可視化映像を生成し、大規模シミュレーションデータ利用の高効率化と大規模可視化に関する教育と研究を推進する。
高精細可視化システムは、可視化の演算処理を行う「SGI UV2000」と高精細ディスプレイシステムで構成。16台の46型LCDを格子状(4×4)に配置したディスプレイシステムに、フルハイビジョンの8倍相当となる8K(スーパーハイビジョン)の解像度で投影できる。
また、全国各拠点での共同研究を想定した遠隔可視化システムも導入した。
研究の途中経過を共同研究者同士が遠隔地で共有できる仕組みで、SGIの遠隔可視化ソフトウェア「SGI VizServerR with NICE Software」をインストールしたPCから、複数のユーザーがネットワークを通じて、3次元可視化画像を同時に利用することが可能。
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