2014年12月18日
CIAJ/保護者の6割が「ICT教育を聞いたことがない」と回答
情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、小学生・中学生の子どもを持つ保護者を対象に「保護者のICT教育認識調査」を実施し、その結果をWebで公開した。
それによると、ICT教育に対する認識度については保護者の認知度が低く、6割が「聞いたことがない」と回答。最も認知度が高かったのは、首都圏の私立小・中の保護者で40%台後半となった。
ICT教育普及に対する保護者の意識に関しては、半数近くが「日本でのICT教育は、海外の先進国と比べて遅れていると思う」と回答、さらに「国がICT教育推進に取り組んでいることを知っている」との回答が24.5%にとどまる結果となった。また、「子どもの進学する学校を選ぶ際には、ICT教育への取り組みも重視したい」の回答は23.2%だった。
ICT教育に対する不安としては、「手書きがなくなる」「いじめ・犯罪(セキュリティ含め)の原因・不安」「身体への悪影響(特に目)」などが挙がり、5割の保護者がICT教育に不安を感じていることが分かった。
CIAJでは今後、「ICT教育による不安要素の払拭」や「教育現場の課題解決にICTの利活用が役立つことの実証事例」等を保護者に伝えることが必要だとしている。
調査概要
対 象:小学生か中学生の末子を持つ保護者(1250名)
地 域:全国
方 法:インターネットリサーチ
時 期: 2014年2月28日~3月8日
問い合わせ先
最新ニュース
- みんなのコードとキンドリルジャパン、広島県の「商業高校の情報教育改革支援」実施(2024年4月25日)
- ガイアックス、兵庫県内の中高を対象に「起業」をテーマにした探究プログラムを無償提供(2024年4月25日)
- 鎌倉市、エン・ジャパンを通じて新設ポジション「教育行政職」の2人を採用(2024年4月25日)
- 国際ドローン協会、千葉の中学生の集団下校をドローンで見守り巡回(2024年4月25日)
- 立命館大学、AI 翻訳「Mirai Translator」の活用により学生の読解スピードが向上(2024年4月25日)
- Griteen、女の子に特化したプログラミング教室「Griteen」を開校(2024年4月25日)
- FCE、生成AIプロンプトプラットフォームの導入校に早稲田摂陵高校、岡山学芸館中・高が決定(2024年4月25日)
- ストリートスマート、「Google認定教育者 資格取得支援セミナー」5月開催(2024年4月25日)
- デジタル・ナレッジ、オンライン授業・eラーニング導入を検討している大学向け事例紹介(2024年4月25日)
- エプソン×スタディラボ、浜学園にシームレスに家庭とつながるプリントサービスを提供(2024年4月25日)