2015年3月27日
日本マイクロソフト/荒川区小中学校の1人1台Windowsタブレット活用事例
日本マイクロソフトは26日、荒川区教育委員会による、区内のすべての小中学校での児童生徒1人1台のWindowsタブレットを活用した学習環境整備についての事例を公開した。
これによると、Windows 8.1 タブレットを導入した小学校では、ドリル学習でタッチペンを使い何度も問題を繰り返して解いて着実に身につける学習や、インターネットを使った調べ学習が行われているほか、体育、理科、生活などの授業でカメラを使ったり、社会や英語などでレポートや発表を行うときにも活用されている。
中学校では、スマートフォンの是非についてのディベートを行い、どちらにも属さない生徒が否定派と肯定派の意見を聞いて、どちらの意見に賛成するかを投票し、電子黒板にリアルタイムに映す試みを行った。リアルタイムに否定派か肯定派の数が見えるため、聞く側を意識して論理的にわかってもらえるように演説を行うなど、自分の意見に根拠を持って発言することで、生徒たちの表現スキルが上がっているという。
荒川区教育委員会では、2014年9月に区内の34校(中学校10校、小学校24校)すべてに 9500台のWindows8.1搭載 タブレットを導入。区内の中学生は1人1台のタブレットを常に利用でき、また、小学3~6年生は2時間に1時間、小学1~2年生は4時間に1時間の割合でタブレットを使った学習が可能になるなど、学習環境の整備を行っている。
関連URL
問い合わせ先
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)