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2015年5月15日

隠岐國学習センター/遠隔授業の実現にロゴスウェアのライブ配信システムを採用

隠岐國(おきのくに)学習センターは14日、離島における遠隔授業の実現において、ロゴスウェアの開発・販売するライブ配信システム「LOGOSWARE GigaCast(ロゴスウェア・ギガキャスト)」を採用したと発表した。

隠岐の島唯一の高校である隠岐島前高校のある島前地区では、学習塾や予備校など学校教育を補う教育機関がなく、学力差の激しい生徒の学習や多岐に渡る進路指導を高校が一手に担っている。離島では本土以上に少人数指導、個別指導の必要性が急務であることから、2010年に高校と連携した公立塾として隠岐國学習センターが設立された。

隠岐國学習センターでは、隠岐島前高校との連携を重視し、生徒一人ひとりに合った学習指導を提供することで、離島・過疎地域が抱える教育課題の解消に貢献している。

2013年度から島前三島の中学生の学習指導も開始し、中ノ島(海士町)、西ノ島(西ノ島町)、知夫里島(知夫村)を指導スタッフが巡り授業を行ってきた。しかし、島間での移動は天候など自然条件に左右されることも多く、地域内においてもあらたな課題が浮かびあがった。

そこで島前三島(および南あわじ市沼島)の中学生対象に遠隔授業を導入し、天候や船の欠航に左右されずにコンスタントに授業を行うことを実現した。

「LOGOSWARE GigaCastのクラウドサービスを使うことで、遠隔授業導入を容易に行うことができた。中学生たちもメールを開いてワンクリックで受講できるなど、操作が簡単だったことも恒常的に授業が行える要因となった。

2014年12月〜2015年2月の3ヶ月間にわたって月8回(合計24回)の授業を安定して配信することが出来、昨年度はたくさんあった欠航による休講もなくなり、安定して毎回授業を行うことが出来たという。」

2015年度は6月から月4回、9月から月8回の遠隔授業(英語・数学)を配信予定している。

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隠岐國学習センター

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