2015年5月26日
ディスコ/流通経済大学に授業運営支援ツール「C-Learning」導入
ディスコは19日、提供する教育機関向けASPサービスである授業運営支援ツール「C-Learning」が、流通経済大学で導入され、今年4月から出席確認に使われていると発表した。
これまで2つのキャンパスで別々に行われていた出席確認の仕組みを統合。基幹システムとの連携によって、講義や履修データの自動更新、教員と学生のアカウントを学内の他システムと統一するなど、学生、教職員に負担をかけない出席確認を実現した。
流通経済大学はこれまで、 龍ヶ崎キャンパスでは出席カードとOCRカード、 新松戸キャンパスではIC機能付帯の学生証を活用するなど、異なる出席確認方法をとっていた。
全学統一でのシステム導入が検討される中で、学生のスマートフォンや携帯電話を活用するASPのコストメリットに着目。その中でも、教員による管理ではなく、全学管理を前提とした「C-Learning」が最適とされ、今回の導入にいたった。
C-Learningは、企業内の研修や、大学の講義などの教育の現場における業務を支援し、教育者と学習者同士の、より豊かでシームレスなコミュニケーションとラーニング環境を実現するためのASPサービス。
多くの大学では、学生の出席情報は成績の一部として重要なデータとなっている。出席確認の方法として多く挙げられるのは、出席カードやOCRカードなどの紙媒体だが、紙だと即時のデータ管理が難しく、特定の学生の出席情報を確認しようとしても教員の協力を必要としたり、即時確認して学生を呼び出す、 といったことが困難な場合がある。 一方、ICカードなどの導入はハード面でのコストの高さが課題となってきた。
C-Learningでは、学生の出席状況をリアルタイムで表示し、業務の効率化を図る。学生が持っているスマートフォンや携帯電話を利用できるため、ハード面での負担がなく、費用も低く抑えることが可能。欠席の多い学生を抽出することも可能で、退学防止につながるという。
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