2015年7月30日
総務省/0歳児の1割が情報通信端末を利用 調査報告書を公表
総務省は28日、未就学児の情報通信端末の利用実態や保護者の意識について調査した、「未就学児等のICT利活用に係る保護者の意識に関する調査報告書 概要版」を公表した。
調査は、未就学児、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、3月上旬、Webアンケートを実施。1750サンプルを抽出した。
スクリーニング調査を実施し、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、デスクトップPC、携帯電話・PHSのいずれかを子どもが利用した経験のある保護者を選び出して、本調査実施した。
調査では、保護者が子どもに見せるという用途も含め、0歳児の1割が情報通信端末を利用しており、その割合は年齢とともに上昇することが分かった。
よく利用されている機能・アプリはYouTubeなどの動画閲覧で、全年代において6、7割が利用。また、知育アプリの利用割合も高く、未就学児の4割、小学生で2、3割が利用していた。小学生になると、インターネット検索の利用割合が高くなり、小学4年から6年生の4割が利用。
未就学児の3割は、情報通信端末を使いこなす能力を身に付けさせるために特別な取り組みを家庭で行わなくても、端末の操作を自発的に修得していた。
プログラミングに対する期待について質問すると、未就学児・小学生の保護者とも、習わせたいとする回答と、分からないとする回答がともに4割程度であった。
また、全体の8割以上の保護者が、子どもの将来にとって、情報通信端末を利用できるようになることに肯定的であった。
関連URL
最新ニュース
- 日光市、奥日光や世界遺産「日光の社寺」などの教育旅行向けメタバース空間を公開(2024年3月19日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が高知県高知市で提供を開始(2024年3月19日)
- 日本漢字能力検定協会、全国の高校の5割以上が漢検を入試で評価(2024年3月19日)
- 「スキルアップの方法に関する実態調査」の結果を発表 =スキルアップ研究所調べ=(2024年3月19日)
- 小学6年生の1分間の入力文字数(中央値)83文字に =教育ネット調べ=(2024年3月19日)
- JAPET&CEC、「NEXT GIGA時代の教育データ活用」オンデマンド配信(2024年3月19日)
- 朝日小学生新聞×ドズル、全国の小学校5000校にインターネットマナーを学ぶ教材を無償配布(2024年3月19日)
- palan、AR作成ワークショップをN高・S高の体験学習プログラムで実施(2024年3月19日)
- 栗田工業、昭島市立多摩辺中学校で微生物燃料電池について学ぶ出前授業を実施(2024年3月19日)
- 小林製薬、兵庫・宍粟市の小学校で「正しいトイレ掃除⽅法」などの出前授業(2024年3月19日)