2015年9月24日
アオイゼミ/「高校生限定の会社見学会」で講師に挑戦
「アオイゼミ」を運営する葵は22日、現役高校生ユーザーがリアルに交流するイベント「高校生限定の会社見学会」を開催した。
「アオイゼミ」は、「みんなと楽しく、ネットで勉強」をコンセプトに学習コンテンツを配信する中高校生向けのスマホ学習塾。
2012年に中学生を対象としたサービスをスタートし、高校講座は昨年4月にプレ開講、今年4月から本格的に提供を開始した。今回のイベントは、普段ネット環境でサービスを利用している高校生ユーザーを招待し、リアルなコミュニケーションにより相互理解を深める目的で行うもの。5月に初めてイベントを開き、今回で3回目となる。
会場に集まったのは、都内近郊の高校生8名。2つに分かれて、「ライブ授業講師体験」「エンジニアワークショップ」を体験したのち、最後に「講師と高校生ユーザーの写真撮影会」を行った。
「ライブ授業講師体験」は、授業を配信しているスタジオに立ち、講師に手ほどきを受けながら授業の模擬体験を行うというもの。参加した高校生は、スマホの画面で見ているスタジオの雰囲気に緊張しながらも、いつもの講師の動きを思い出しながら、自己紹介や問題出題などを上手にこなしていく。
問題解説では、ボードに書き加える文字の色を変えるなど余裕すら感じさせる場面もあった。また、普段は授業終了後に配信スタッフとユーザーが雑談する時間があり、その模様も配信されているという。今回、そのパートの体験までがセットになっており、そうした細やかなやり取りに参加できたことで、体験した高校生は皆、満足そうな様子だ。
葵では、アオイゼミならではの特長の一つとして「ライブ授業」を挙げている。いつでも見られる授業動画は便利な半面、ユーザーはつい後回しにしがち。生で視聴しコメントでき、さらに講師との会話も楽しめるといったことにより、参加している実感が得られ、学習へのモチベーションを高めてくれる。そうしたところが人気の理由でもあるようだ。
また、別室で行われた「エンジニアワークショップ」は、授業動画のコンテンツにほしい機能などを考え、そうしたアイデアをまとめてプレゼンするというもの。
2人一組に分かれて行ったプレゼンでは、視聴する動画に関連するコンテンツを見つけやすくする機能など、ユーザーならではの視点によるアイデアが挙げられた。
その後、高校生ユーザー8名を囲み、講師や運営スタッフ、エンジニアも一緒に集合写真を撮影。さらに一人ひとりが講師との写真撮影を行った。講師とリアルに対面するのは初めてというユーザーがほとんどだが、普段から画面で会って音声で会話しているため、すでに旧知の間柄で会話も弾む様子。「先生に会いたいから」という理由でこのイベントに参加したユーザーが多く、また、運営スタッフと会えるのを楽しみに来たという人もいたようだ。それを裏付けるように、今回のイベント内で行ったインタビューでも、“人と人とのふれあい”を望む声が数多く挙がっていた。
葵では、講師と生徒間、生徒間での一層のコミュニケーション向上を図る意味で、タイムラインなどネット上の機能はもちろんのこと、今後もリアルな体験イベントを続けていくとしている。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)


















