2015年11月2日
文科省調査結果/タブレット端末学校への配備15万台で倍に ICT整備漸進
2015年における公立学校へのタブレット端末の配備台数が15万6018台と、昨年の倍以上になるなど、文部科学省が10月30日に発表した「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」では、学校でのICT環境の整備が着々と進んでいることが明らかになった。
同調査結果は、全国の公立小中高、中等教育学校、特別支援学校におけるICT環境の整備状況、教員のICT活用指導力についてまとめたもの。調査基準日は2015年3月1日現在。
それによると、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数は、2015年は6.4人と前年度から0.1ポイント増加した。なお、教育用コンピュータのうちタブレット端末の台数は15万6018台で、2014年の7万2678台と比較すると2倍以上の増加となっている。
教員の校務用コンピュータ整備率は、2014年の111.1台から2015年は113.9台へと伸びた。
普通教室の校内LAN整備率は、2015年は86.4%で2014年度から0.8ポイント増加。また、30Mbps以上の超高速インターネット接続率は81.6%となっている。
![キャプチャ2](https://ict-enews.net/wp-content/uploads/2015/10/44d29d2792be3bad9a9ed98c7bbb20d62-500x256.jpg)
出典:文科省「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」
電子黒板の整備状況は、2014年度は8万2528台だったが、2015年は9万503台となった。
また、都道府県別にみると、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数は、佐賀県が2.6人と最高、愛知県が8.4人と最低になっている。
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