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2016年3月10日

甲南大学で教育クラウド・プラットフォーム利活用の実証研究

甲南大学と内田洋行、日本マイクロソフトは9日、甲南大学で「Microsoft Azure」を活用した「教育クラウド・プラットフォームの利活用」をテーマとする実証研究を4月1日から7月31日まで実施すると発表した。

「教育クラウド・プラットフォームの利活用」実証研究 概要図

「教育クラウド・プラットフォームの利活用」実証研究 概要図

甲南大学「アクティブ・ラーニング」での授業風景

甲南大学「アクティブ・ラーニング」での授業風景

この実証研究は、甲南大学マネジメント創造学部 井上明教授が、「IoE(Internet of Education)」のコンセプトのもと、スマートフォンを中心としたBYODやマルチデバイス、マルチOSといった多様な学習環境に対応できる「教育クラウド・プラットフォームの利活用」の実証研究を進めるもの。

具体的には、スマートフォンを活用する内田洋行のアクティブ・ラーニング支援アプリ「MOVARI」をベースにした学生同士のコミュニケーションの可視化と学習達成度の把握、内田洋行のソフトウェア配布・管理システム「Download Station」との連携を図り大学で購入したソフト媒体を円滑に配布・管理できる仕組みの構築と効率化の実証、教育クラウド・プラットフォームを活用した授業の実施と学習効果の測定について研究を行う。

甲南大学マネジメント創造学部(CUBE西宮)では、経済と経営を中心とした創造的なマネジメント能力の育成を目指している。2009年には、学内学習環境・設備を「アクティブ・ラーニング」に対応した教室や、講義時間外でも学習の行える「ラーニング・コモンズ」などの空間を導入するなど学び方変革を推進している。

関連URL

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