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2016年5月17日
九州大がBookLooperを利用した電子テキストを本格導入
京セラ丸善システムインテグレーションは16日、電子書籍ソリューション「BookLooper(ブックルーパー)」を利用した電子テキストの配信・利用を、4月に九州大学全学で開始されたと発表した。
九州大学では2013年4月から、学生全員のPC必携化、eラーニングを含む教育の情報化にいち早く着手。2014年10月、基幹教育院において講義資料を主としたBookLooperによる電子テキストの配信が開始された。そして2016年2月には、BookLooperおよび同学のeラーニングシステム・eポートフォリオシステムの利用ログや、シラバスなどの学務情報を使った教育ビッグデータの利活用が本格的に開始され、日本の大学としては初めて、ビッグデータで教育・学修の向上を目指す「ラーニングアナリティクスセンター」が開設された。
4月からは、基幹教育院だけではなく、専門学部や大学院など全学の学生・教職員約27000人へ対象が拡大され、教育ビッグデータの研究範囲がさらに広がった。利用状況のリアルタイム分析やテキストのレコメンド機能の運用が本格的に開始されたことで、分析結果から学生の学修状況を把握し、臨機応変に授業内容を改善することが可能になったという。
この研究プロジェクトは、情報通信研究機構(NICT)の委託研究「ソーシャル・ビッグデータ利活用・基盤技術の研究開発」において、「ビッグデータの教育分野における利活用アプリケーションの研究開発」として教育分野で唯一採択されたもの。
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