- トップ
- 企業・教材・サービス
- Classiが今夏からアダプティブ・ラーニングを本格提供開始
2016年5月18日
Classiが今夏からアダプティブ・ラーニングを本格提供開始
ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社Classi(クラッシー)は、今夏からKnewton, Inc.(ニュートン・米国)のシステムを実装し、日本国内の学校に導入している学習支援クラウドサービス「Classi」へ、アダプティブ・ラーニング(個別適応学習)の提供を本格的に開始すると発表した。
Knewtonは、世界で1000万人に活用されているアダプティブ・ラーニングエンジンで、生徒の学習理解度に合わせて、学習するべき内容を個別最適化し、生徒一人ひとりに対し、次に取り組むべき問題の提案を行うもの。
近年、生徒の学力が多層化しており、生徒個別の特性に適応した学習を提供できるアダプティブ・ラーニングへの注目が高まっている。Classiは昨年世界有数のアダプティブ・ラーニングシステムを持つ米Knewton社と日本初のパートナーシップに合意し、全国の高校を対象に共通のテスト受験後の理解度に合わせ、個別学習を薦める仕組みを導入するといったアダプティブ・ラーニングの実証研究を実施した。
全国のClassi導入校で実施した実証研究では、偏差値換算で1~5ポイントの学力向上効果や、生徒の学習時間の増加及び満足度の向上が見られ、Classiが提供するICTサービスを学校現場で活用した場合の効果を確認できたという。
実証研究の結果を受け Classiは教育系大手出版社が提供する各教科のベストセラー問題集から選抜した5万問が使い放題となる「問題集パック」にKnewtonを採用し、今夏から全国の高校・中高一貫校向けにアダプティブ・ラーニングサービスを提供する。
これにより、教師が生徒に共通の問題を出題したあと、Knewtonが生徒の理解度を元に、次の問題から生徒一人ひとりに異なる問題を出題できるため、 幅広い授業設計が可能になるという。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)