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2016年6月10日
富士通と日本マイクロソフト、東京大学の全学事務システム基盤構築
富士通と日本マイクロソフトは9日、東京大学が、全学生・教職員、5万人の教育、研究活動の変革と業務改革の推進に向けてパブリッククラウドサービスを採用したと発表した。
今回、東京大学が進めているのは、すべての学生と教職員など、約5万人のIDを一括管理可能な統合認証基盤を含めた全学事務システム基盤の構築。このシステム基盤によって、学内の教務システムや人事システムなどの多様なシステムへの一括ログインが可能となり、学内外で利用するサービスに最適な認証方式を選択できるため利便性も向上できるという。
富士通は、日本マイクロソフトの協力を得ながら、システム基盤の構築と既存システムの移行を行っており、すでに全学事務システム基盤の構築と人事・給与システムの移行を完了し、運用を開始している。
今後、ほかの業務システムも順次クラウドへ移行し、2017年1月までにすべての事務システムの移行を完了する予定。
また、15日には、このシステム基盤上で職員を皮切りに「Office 365 Education」の利用を開始。全学の研究活動を支える情報共有やコラボレーションの基盤として活用することで学生の能動的な学習や研究の支援を推進するとしている。
関連URL
東京大学の全学事務システム基盤構築事例紹介サイト
「FUJITSU Cloud Service A5 for Microsoft Azure」紹介サイト
問い合わせ先
富士通コンタクトライン(総合窓口)
電 話:0120-933-200
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