2016年7月19日
40年のICT活用繋ぎ「つくばチャレンジングスタディ」の運用開始
つくば市とつくば市教育委員会は15日、夢をつかもう3C(チャンス!チャレンジ!チェンジ!!)学校家庭学習支援システム「つくばチャレンジングスタディ」の運用開始式を、市立輝翔学園谷田部中学校で行った。
つくば市では2004年度から,学校や家庭からインターネットを使って 学習できる「つくばオンラインスタディ」を運用し,小中学生の学力向上 に効果を上げてきた。
今回運用開始した学校家庭学習支援システム「つくばチャレ ンジングスタディ」は、つくば教育クラウドを中心にシステムを構築、1年~9年の国社数理英で学習教材を1万門から7万問へ拡充、タブレットやマルチデバイス化(Windows ・iOS・Androidほか)」に対応、誰でもどの学年・教科でも利用可能で、学習履歴をとることで一人ひとりの理解状況を把握した教材提供を可能にしているという。
開始式の冒頭で挨拶した市原健一つくば市長は、「40年間ICT教育に取り組んできて、市内のすべての学校でICTの活用を実現した。これはすべての先生方の熱意の賜物であり、深く感謝したい。今回“チャンス!チャレンジ!チェンジ!!”で更なる活用を目指す取り組みは、学校だけでなく、家庭でも、病院の訪問学級でも、支援学級でも、どこでも学ぶことができるシステムだ。これまでつくば市は、全国に先駆けてICT活用に取り組んできたが、市内の全小中学校52校が“学校情報科優良校”に認定された。これからはつくば市の経験を全国展開に向けた活動も行っていきたい」と、先導的役割への意欲を語った。
開始式では、「第6回エコシールコンテスト」で市長賞を受賞した4名(紫峰学園北条小学校4年 遠藤未香さん、茎崎学園第三小学校6年 佐藤由愛さん、吾妻学園中学校9年 清水あんずさん、輝翔学園谷田部中学校8年 菊地理沙さん)の表彰式をとプレゼンテーションが行われた。
開始式後には、「つくばチャレ ンジングスタディ」の開発者である信州大学の東原 義訓教授の体験授業が行われ、参加者が真剣に取り組んでいた。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)
















