- トップ
- 企業・教材・サービス
- TISとエルブズ、公立はこだて未来大がAIで共同研究
2016年8月25日
TISとエルブズ、公立はこだて未来大がAIで共同研究
TISと、TISが出資しているエルブズは23日、公立はこだて未来大学複雑系知能学科 松原研究室(松原研究室)と、「マンガからの対話辞書、シナリオ抽出に関する研究」と「AIを使った対話における対話破綻検知に関する研究」の共同研究を開始したと発表した。
今回の共同研究は、AI関連技術の研究においてトップレベルの知見・実績を持つ松原研究室と、自然言語処理の研究実績および実装技術を保有しAIとエンタープライズシステムの連携実用を目指すTIS、「社会性エージェント(Agents of Socialization)」技術(*1)を活用した高齢者向けコミュニケーションツールの実用化を目指すエルブズの3者が共同で研究を行い、AIのインテリジェントな対話の実現に必要な要素である「対話シナリオの生成」と「対話破綻の事前検知」の実用化を目指すもの。
「マンガシナリオ生成に関する研究」では、一般に流通しているマンガやアニメの脚本から、 AIの対話辞書・シナリオなどを抽出し、AIによる対話システムに適用することを目指す。 これにより、AIの対話の品質に大きな影響を及ぼす対話辞書・シナリオを比較的低コストかつ大量に生成することを目指すという。
「対話破綻検知に関する研究」では、人間と比較してまだスムーズではないAIとの対話における破綻の要因を事前に検知する手法を研究することで、 AIと人間のスムーズな対話の実現を目指すという。
*1:「Agents of Socialization(社会性エージェント)」技術とは、AIが社会に存在する具体的なアクターの代理人(エージェント)として、利用者と対話を行う基盤技術。IoTや機械学習、自然言語処理といったさまざまな要素技術を包含している。
関連URL
最新ニュース
- Pestalozzi Technology、茨城県水戸市教委が体力テストデジタル集計システム「ALPHA」導入(2024年10月4日)
- ポプラ社、読み放題型電子図書館「Yomokka!」試行導入中の緑園義務教育学校を表彰(2024年10月4日)
- 85%の大学が「メンタルヘルスに問題を抱える学生が増えている」と回答 =KEIアドバンス調べ=(2024年10月4日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2024年10月4日)
- ネイティブキャンプ、小中高生オンライン英会話レッスン1年間無料「ゼロ学割」調査結果(2024年10月4日)
- 東洋英和女学院大学、データリテラシープログラムが文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に認定(2024年10月4日)
- Neatframe、DXハイスクール採択校の鹿島高校がNeatのビデオ会議デバイスを採用(2024年10月4日)
- 青山学院大学、野中敬翔さんがKaggle主催の世界最大級AIコンペで「金メダル」獲得(2024年10月4日)
- 河合塾、「高等学校におけるICT教育推進セミナー~実践のコツと落とし穴~」11月開催(2024年10月4日)
- ネリーズ、教育関係者対象「英語教育セミナー&教材展示会」11月10日開催(2024年10月4日)