2016年11月16日
次世代の人材育成に向けた「RPA教育支援プログラム」を開始
日本RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)協会は15日、「行政・アカデミア分科会」を設立し、次世代を担う人材育成に向けた教育支援プログラムと新たなアイデア発掘の可能性を若い世代に求めるためのRPA研究支援プログラムを開始すると発表した。
近年、次世代の人材の多くは、従来とは異なるタスクを仕事として行うことが想定されてきている。ホワイトカラーにも生産性向上が求められるにつれて、日本の産業界にもRPAが浸透し始めており、仮想知的労働者(Digital Labor)との共生の変化に対応できる人材の必要性が高まっているという。
日本RPA協会は、こうした人材需要の形成に向けて「行政・アカデミア分科会」を設立。さらに、学校内の事務作業効率化を学生自身が行い発表をする場を設けるなどを構想とした人材育成の「RPA教育支援プログラム」、ソフトウェアロボットを利用して研究効率を飛躍的に高め、研究活動を支援する「RPA研究支援プログラム」を無償で提供するに至ったという。
「RPA教育支援プログラム」は、統計データ処理やウェブシステム構築・運用などを教育カリキュラムの一環に取り入れている教育機関において、Digital Laborと協働できる人材の育成を支援するもの。支援内容は、ソフトウエアロボット使用講習会の実施 (無償)、教育期間のアカウント提供(期間予約制・無償)など。対象は、大学、高等専門学校、高等学校(商業高校・工業高校を含む)、各種専門学校などで、主に経済や経営管理等データ処理や、ウェブ作業を教育に取り入れている教育機関。
「RPA研究支援プログラム」は、ソフトウエアロボットを利用して、研究効率を飛躍的に高めるビッグデータを活用した新たなアナリシスを行うなどの研究活動を支援する。支援内容は、ソフトウエアロボット使用講習会の実施(無償)、研究期間のアカウント提供(試用アカウント発行(短期・無償)、またはアカデミック価格による提供(長期)。対象は、大学、大学院、公的研究機関に所属し、研究活動を行う人など。
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