2016年12月1日
社会人の学び直し、希望手段は無料WEB講座と書物
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは11月30日、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)と共同で「大学のオープン化に関する調査」の結果を発表した。
同調査は毎年実施しており、今回で10回目。NTTコム オンラインが運営するインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」の登録モニターの全年代を対象に調査。有効回答者数は1191人だった。
結果では、大学の講義などを無償のオンライン講座で学べる「MOOC」で学習したい分野についての希望は、歴史(28.4%)、心理学(28.2%)、経済学・金融(25.3%) 、音楽・映画(24.3%)、芸術(22.8%)と、上位2分野が他よりも少し多い傾向にあるが、特定分野が極端に多いわけではなく、教養系科目と実務系科目に万遍なく希望が分散しており多様なニーズが示されている。
日本独自の取り組みとして、講義動画受講後に講師本人から直接講義が受けられる「対面学習コース」が設定されており、その数は講座全体の約4割におよぶ。この対面学習への受講意向は75.0%と昨年度の68.8%よりも約6ポイント向上した。
「MOOC」では、講義動画受講後に課題やレポートを提出し、得点合計が所定の水準を越えると修了証が取得できるが、その修了証については、79.1%がその必要性を感じており、モチベーション維持や自己PRに繋がるなどのメリットを感じている。
また、社会人になってからの「学び直し(学生時代に専攻した科目について)」率は経験者が16.7%(未経験者83.3%)と、低い値となったものの、今後学び直ししたいと考える層(36.3%)と合わせると46.9%に達した。希望する学び直しの手段としては、無料のWEB講座が60.8%、書物による自主学習が58.3%と高い値となった。
「学び直し」に限らず、社会人になってからの研修や通信教育、スクールなどでの学習機会全般については、過去と現在の受講者が29.6%、今後の受講意向者とを合わせると44.8%になり、同じく約半数の人が学習機会を望んでいることがわかった。
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