- トップ
- 企業・教材・サービス
- OKI、「遠隔授業ソリューション」で特別支援学校の社会見学を支援
2016年12月20日
OKI、「遠隔授業ソリューション」で特別支援学校の社会見学を支援
OKIワークウェルは19日、北海道八雲養護学校、東京都立鹿本学園、東京都立北特別支援学校と同校東大こだま分教室の3校4カ所が8日に行った合同遠隔社会見学に、ICT技術による「遠隔授業ソリューション」を提供したと発表した。8人の肢体不自由の子どもたち、15人の入院中の子どもたちを対象とした授業を支援した。
「遠隔授業ソリューション」は、音声と映像に加えホワイトボード機能も備えており、離島や僻地の遠隔授業に適しているという。当日は、香川県立高松養護学校の教員が、3校それぞれの教室で学習している子どもたちに向け、小豆島で150年の歴史を誇るヤマロク醤油の蔵からの中継で授業を行った。
教員が「遠隔授業ソリューション」を使ってネットワーク経由で蔵の様子を中継し、子どもたちは学校にいながらにして醤油蔵の歴史や醤油作りの過程などについて勉強した。
授業を終えた子どもたちは「まるで実際に醤油の蔵を訪れたような気分になった。他の学校の友達の声を聞くことができ新鮮な感じがした。また参加したい」などの声が寄せられ、教員からも「今回の取り組みによって、子どもたちの興味や世界が広がった。働いている人の声を聞くことで、子どもたちが自分の将来を考えるきっかけになってほしい」との感想が聞かれたという。
OKIワークウェルでは、障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒を対象とした出前授業と遠隔職場実習も実施。今後も、子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていくという。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.442 桐光学園 中・高 樋田健嗣 先生(後編)を公開(2025年2月12日)
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)