2016年12月6日
Digika、東京大学とAIを使った「珠算式暗算」を共同研究
暗算教室「かるトレ」を運営するDigikaは5日、東京大学生産技術研究所の須藤明人研究グループと、AIを使った学習データの解析による「珠算式暗算」学習プログラムの共同研究を12月から開始すると発表した。
「かるトレ」は、そろばんから進化したiPad教材「そろタッチ」で珠算式暗算を学ぶ暗算トレーニング教室。「そろタッチ」で右脳が活発な幼少期にイメージトレーニングを毎日正しく進めると、数を画像処理し、珠算式暗算が短期で効率的に習得できるという。指使いは世界スタンダードの両手式(両手の親指、人差し指の4本)でiPad上の珠にタッチして操作する。
飯田橋・青山のラボ校で、生徒・保護者・教室が一体となり珠算式暗算学習プログラムを開発している。生徒からリアルタイムで送られる学習履歴データを定量的に分析し、カリキュラムを継続的に改善。学習データは、子どものやる気を引き出すランキングや、保護者にわかりやすい学習の記録にも活用できる。同社では、須藤研究グループとの連携により、学習効果のさらなる向上と、子どもの持つ創造性、可能性を最大限に広げる新たなプログラム開発を進めていきたいとしている。
「そろタッチ」は2年半の開発期間を経て、今年10月から一般公開し、ネット生の受付を開始した。教室に通わなくても、自宅で好きな時間に好きなだけ、自分のペースで学習することができ、毎日30分2年間の学習で、珠算式暗算上級レベルの習得を目指している。
関連URL
最新ニュース
- CFC、教育格差解消をめざす「スタディクーポン事業」が神奈川県綾瀬市で政策化(2024年7月26日)
- 公立中学校の部活動改革、母親の半分以上が知らない =インタースペース調べ=(2024年7月26日)
- インヴェンティット、大分県豊後大野市立菅尾小学校の「mobiconnect」導入事例を公開(2024年7月26日)
- アルー、教育者の主体的な学びのためのプラットフォームがローンチ(2024年7月26日)
- 生成AI英語対話サービス「ELSA Speak」、関西大倉中学・高校が導入(2024年7月26日)
- C&R社、「AIを使ってJavaScriptを書いてみよう」のアーカイブ映像を無料配信(2024年7月26日)
- ミカサ商事、教職員向け「校務の効率アップ!Google スプレッドシート 実践活用法」8月3日開催(2024年7月26日)
- 東京電機大学、中・高校生対象「電子情報・生体医工学系オンラインセミナー」開催(2024年7月26日)
- 「大学におけるオープンバッジ活用セミナー ~成城大学~」8月8日開催(2024年7月26日)
- ミエタ、教職員向けの「社会とつながる探究学習のカリキュラム開発・授業運営研修」8月開催(2024年7月26日)