- トップ
- 企業・教材・サービス
- 組込み設計用「Raspberry Pi Compute Module 3」発売開始
2017年1月18日
組込み設計用「Raspberry Pi Compute Module 3」発売開始
アールエスコンポーネンツは17日、ARMベースのシングルボードコンピュータRaspberry Pi 3のアーキテクチャをベースにした「Raspberry Pi Compute Module 3(ラズベリーパイコンピュートモジュールスリー)」の販売開始を発表した。
「Raspberry Pi Compute Module 3」(以下、CM3)は、教育用途であるRaspberry Piを、産業機器や組込み機器ビジネス向けにカスタマイズした製品。同製品を活用することで、Raspberry Piを使ったソリューションを省スペース・省コストで自社の組込み機器やIoT端末に搭載できるようになる。
一例として、昨年末にNECから発表された次世代大型ディスプレイが挙げられる。同製品はCM3用のソケットがあらかじめ用意されており、データを書き込んだCM3の搭載で、学校・オフィス・店舗・駅など公共空間での使用ができるデジタルサイネージを手軽に実現できる。
CM3は、ノートPC用メモリとして一般的なDDR2 SODIMMスロット用ピンを搭載した小型基板。スロットピン以外のコネクタ群の省略でコンパクトな形状を実現。Raspberry Pi 3と同じBroadcom BCM2837プロセッサと、ストレージ用4GBオンボードeMMCフラッシュを搭載しており、ユーザ側で開発したボードに組み込んで使用する。
CM3でソフトウェアなどの開発を行うには別売りのCompute Module IO Boardが必要。IO Boardには各種のコネクタが搭載されており、周辺モジュールと接続した上でソフトウェアの開発を行えるほか、CM3上のフラッシュメモリの書き換えが行える。Compute Module IO Boardは単体で販売、または、C3と公式アダプタがセットになった開発キットとしても販売される。
Raspberry Pi Compute Module 3、開発キットとRaspberry Pi周辺製品群は、同社オンラインサイト「RSオンライン」で購入できる。
関連URL
最新ニュース
- Classi、「GIGAスクール/1人1台端末導入を見据え ICTの効果的な活用を考える」2月19日開催(2021年1月27日)
- 子どもに英語を教えることができないと回答した人が約7割以上 =BPS 調査=(2021年1月27日)
- 保育所のシフト作成にかかる時間は合わせて毎月平均3時間以上 =コドモン調べ=(2021年1月27日)
- 中教審、「令和の日本型学校教育」の構築に向けICT活用推進を答申(2021年1月27日)
- ヒューマンキャンパス高校、「AI・ロボット専攻」を4月から開講(2021年1月27日)
- 山形県南陽市、高校内に「市役所部」が誕生 高校生がSNSで地域の情報を発信(2021年1月27日)
- GPE副議長、「教員の質の向上」と「強靭な教育システムの構築」が必要と提言(2021年1月27日)
- 聖徳学園高校が「Unityアカデミックアライアンスプログラム」に加盟(2021年1月27日)
- 東京工科大、「グローバルゲームジャム(GGJ) オンライン」に参加(2021年1月27日)
- 人間総合大、オンライン「ウェルネス スクール」第2期受講申込2月1日開始(2021年1月27日)