2017年1月30日
「中高生向けデジタル表現入門コース」出張講座を開始
インターネット教育推進協会は27日、「中高生向けデジタル表現入門(Webサイト制作)コース」を開発、全国の中高生に対して出張講座を開始すると発表した。
同プログラムは、Web制作を通じて、プログラミングとは何か、わかりやすい表現とは何か、その方法、ツールを、初心者の中学生、高校生に指導する講座。
初めてでも、Webページの作成方法、プログラミング(CSSとHTML)の基本的な考え方やメカニズムを1日で理解できるようになるという。また、グループワークで、一つのWeb作品を作る方法も学ぶ。
講座の実施は、リクエストを出した学校に「出張講座」という形で講師・スタッフが出向き行う。同プログラムでは、特にICTを活用したアクティブラーニング型の授業を予定している学校に有効だといい、教員向けの指導セミナーも希望に応じて行う。
これからは、中高生もさまざまな情報の適確な発信が求められるが、同協会では1998年から、探求型、プロジェクト型の学習課題の過程と成果を、生徒自らがWebサイトを作って発信する「全国中学高校Webコンテスト(旧TQコンテスト)」を開催。同講座は、コンテスト参加への基礎的な技術習得にも期待ができるものだという。
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