2017年2月15日
渋谷区予算案、全ての区立小中学校に1人1台タブレット端末を配備
東京都渋谷区は14日、2017年度の当初予算案を発表した。「ICT教育の推進」では、7億8200万円を計上し、全ての渋谷区立小中学校に1人1台のタブレット端末を配備するほか、校務と学習のクラウド化などに取り組む。
同事業では、最先端のICT機器を活用し、児童生徒が21世紀型スキルと言われる「情報創造力」、「批判的思考力」、「コミュニケーション力」、「問題解決力」、「プロジェクト力」、「ICT活用力」などの能力を身につけられるような教育環境を整備する。
全ての渋谷区立小中学校に8600 台のタブレット端末を配備、1人1台の端末環境を整える。
通信環境については、国内のLTE網を利用した、データ通信用のSIMカード8600枚を配備。
また、全普通教室に電子黒板機能付きプロジェクター287台を配備。プロジェクターの配備にあわせ、協働学習用の画面転送装置も287台を導入する。
クラウド基盤を利用した統合型校務支援システムを導入するほか、指導者用デジタル教科書や授業支援システムなどを導入する。
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