2017年2月15日
文科省、「ICTを活用した学びの推進プロジェクト」報告会を開催
文部科学省は14日、「平成28年度 ICTを活用した教育推進自治体応援事業 ~ICTを活用した学びの推進プロジェクト(指導力パワーアップコース・ICT活用実践コース)に係わる成果報告会~」を、文部科学省東館講堂で開催した
文部科学省では、2015年度からの2年間、自治体が教員養成系の大学・学部との連携の下で多様な研修・養成の場を通じたICT活用指導力に関する研修プログラムの創出に取り組む「指導力パワーアップコース」、年間を通じた効果的・計画的なICT活用のモデルの創出に取り組む「ICT活用実践コース」において、それぞれ実証研究を行ってきた。
今回は、その成果を広く公開し、教員のICT活用指導力の向上やICTを効果的に活用した分かりやすく深まる授業の日常的な実現に資することができるよう成果報告会を開催した。
報告会では、全体発表やデジタルホスターセッション、パネルディスカッションなどが行われた。
全体発表の「指導力パワーアップコース」では、長野県教育委員会と信州大学が教員のICT指導力向上に向けて取り組んだ「ICTハンドブック」に作成や、静岡県教育委員会と静岡大学が校内研修リーダー養成を目標に取り組んだ「静岡県版校内研修プログラム」が報告された。
「ICT活用実践コース」では、東京都・杉並区教育委員会の「協働的な学びを実現させるためのICT機器活用」、茨城県・古河市教育委員会の「アクティブ・ラーニング実現のためのカリキュラム構築」、滋賀県・草津市教育委員会の「草津型アクティブ・ラーニング系統表」、福岡県・那珂川町の「ICTを活用した中学英語教育の高度化」が報告された。
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