2017年3月24日
AL導入・実施校多く教員の過半数が学生の変化を実感
デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所は23日、アクティブ・ラーニングを導入している大学と専門学校の教員118人を対象に行ったアクティブ・ラーニング実施状況についてのアンケート調査の結果を公開した。
アンケートの結果、「学生の能動的な授業参加」を主目的にしてアクティブ・ラーニングを導入・実施している学校が多く、過半数の教員が「主体性が出てきた」「学習意欲が向上した」「社会人基礎力がつき就職内定率アップにつながった」などの効果や学生の変化を実感していることが明らかになった。
教員が効果を感じたアクティブ・ラーニングの手法は、学科系統や地域によって異なったが、全体では「グループディスカッション」「学生参加型授業」「体験学習」「PBL(課題解決型学習)」への評価が高いようだ。
その一方で、「授業の準備が大変」「授業の進め方が難しい」「学習評価が難しい」など、アクティブ・ラーニングの実施に課題を抱える教員が多いことも浮き彫りになった。
しかしながら「今後も積極的に実施したい」「より高いアクティブ・ラーニングの手法を活用していきたい」とする教員が9割近くおり、アクティブ・ラーニングに対する高い意欲と期待が分かる結果となった。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)