2017年5月16日
宝塚大学東京メディア芸術学部が「メディアデザイン領域」を新設
宝塚大学東京メディア芸術学部は15日、2018年度から新たに「メディアデザイン領域」を設置すると発表した。これまでの「コンテンツデザイン領域」を発展させ「映像領域」と統合し、コンテンツを発信するメディアのデザインを中心に教育を行うという。
「プロの表現者として必要な総合力」を育成していくといい、世の中で必要とされているもの・足りないものは何かを総合的に分析。多くの人が理解できるカタチに表現し、新たなアイデアとして社会に提案していくことができる企画力を身に付けていく。
メディアデザイン領域では、グラフィックデザイン、映像デザイン、空間デザインを学ぶ。映像メディアの発信方法を学び、プロジェクションマッピングなど次世代の映像制作にも挑戦。ディスプレイを使って人々に情報を発信する映像広告・触れる広告であるシステム「デジタルサイネージ」を用いた広告の企画・制作も行う。
また、ステージデザインや照明など、見せるためのデザインについて学習し、コンテンツそのものだけでなく、空間での展開方法を修得。学内に限らず外部との連携も盛んで、イベント用パンフレットなどのデザイン制作に携わり、実践力を高めていく。学生の主体的な学外活動が他の領域と異なる特徴だという。
将来的にはアートディレクター、プロダクションマネージャー、商品企画、クリエイティブデザイナー、グラフィックデザイナー、パッケージデザイナー、キャラクターデザイナー、CGデザイナー、Webデザイナー、舞台美術、エディトリアルデザイナー、編集、レイアウター、校正、エディター、出版関係、映像制作、映像ディレクターといった幅広いジャンルへの就職が可能と考えているという。
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