- トップ
- 企業・教材・サービス
- 専修大、スマホでアクティブ・ラーニングを可能にする「respon」導入
2017年5月18日
専修大、スマホでアクティブ・ラーニングを可能にする「respon」導入
朝日ネットは17日、アクティブ・ラーニング形式の授業を容易に実現できる多人数型オンラインアンケートアプリ「respon(レスポン)」を専修大学が導入したと発表した。
「respon」は、同校のような数万人単位の大規模校を含む30の大学がすでに活用。専用のデバイスや機材を購入することなく、学生が自分のスマートフォンに無料アプリをダウンロードするだけで使えるコミュニケーションツール。
教員が授業中に発する質問に対して、学生はスマートフォンを使って回答を選択したり、自分の意見を入力したりして送信することで、その集計結果が即座にグラフ化され、教室内の全学生がリアルタイムに回答結果や他学生の意見などを手元のスマホで閲覧することができる。
専修大学では、かねてより、一方向の講義形式から、学生も積極的に授業に参加するアクティブ・ラーニングへの転換を推進しており、そのための校舎を建設し、必要となるシステムの導入を検討してきた。
専用デバイスが多量に必要なクリッカーや、大規模な投資となる教室へのカードリーダーシステムと比べて、低コストかつ準備期間が短く、しかも、LMSとは別に、単体での運用も可能な「respon」 に教育関連の展示会で出会い導入を決めたという。
「respon」を活用した実際の授業の例として、最初にクイズに答えてもらい、そこで興味を惹きつけて授業の中身へ誘導していくという利用が挙げられる。
この時、学生が問題の回答を「respon」で送信すること自体が出席確認を兼ねるので、これまでのように、出席カードを配って、記入させて、回収するという無駄な時間と手間が不要となり、90分間の授業時間を最大限に活用できるというメリットも生まれるという。
関連URL
最新ニュース
- CFC、教育格差解消をめざす「スタディクーポン事業」が神奈川県綾瀬市で政策化(2024年7月26日)
- 公立中学校の部活動改革、母親の半分以上が知らない =インタースペース調べ=(2024年7月26日)
- インヴェンティット、大分県豊後大野市立菅尾小学校の「mobiconnect」導入事例を公開(2024年7月26日)
- アルー、教育者の主体的な学びのためのプラットフォームがローンチ(2024年7月26日)
- 生成AI英語対話サービス「ELSA Speak」、関西大倉中学・高校が導入(2024年7月26日)
- C&R社、「AIを使ってJavaScriptを書いてみよう」のアーカイブ映像を無料配信(2024年7月26日)
- ミカサ商事、教職員向け「校務の効率アップ!Google スプレッドシート 実践活用法」8月3日開催(2024年7月26日)
- 東京電機大学、中・高校生対象「電子情報・生体医工学系オンラインセミナー」開催(2024年7月26日)
- 「大学におけるオープンバッジ活用セミナー ~成城大学~」8月8日開催(2024年7月26日)
- ミエタ、教職員向けの「社会とつながる探究学習のカリキュラム開発・授業運営研修」8月開催(2024年7月26日)