2017年6月28日
工学院大、企業実務家を講師に寄附講義「セキュリティ監査」開講
工学院大学情報学部は27日、情報セキュリティ人材育成のカリキュラムの一環として、日本セキュリティ監査協会(JASA)会員企業の第一線で活躍する実務家を講師とした寄附講義「セキュリティ監査」を、JASAと共同で開発し9月から開講すると発表した。
同寄附講義は、実社会でのみ経験できる「情報セキュリティマネジメント」を第一線の技術者から学ぼうというもの。JASA会員企業のNTTグループ、日本マイクロソフト、PwCあらた有限責任監査法人、ディアイティといった情報セキュリティ対策を主導する企業・組織で、主席研究員や事業部長などの要職を務めている第一線の専門家8人による合計14回の講義。
講義では、企業などの組織におけるセキュリティマネジメントを体系的に評価する「セキュリティ監査」の実務知識を得ることができる。加えて各講義の中で、企業の実務者から情報セキュリティ対策の取り組み事例を多岐にわたって学ぶことで社会経験を疑似体験し、情報セキュリティマネジメントと情報セキュリティ監査の実務知識も修得できるように工夫されているという。
事例紹介には、アマゾンデータサービスジャパン、NTTテクノクロス、セールスフォース・ドットコム、ディアイティ、デロイト トーマツ リスクサービス、日本電信電話、電通国際情報サービス、日本マイクロソフト、日立製作所、PwCあらた有限責任監査法人、富士通などの企業に協力を得る予定。
学習内容を修了した学生は、JASAが定める情報セキュリティ内部監査人(QISEIA)の能力認定が申請できる。
最新ニュース
- 宇宙に行ってみたい小中学生は55% プラネタリウムや宇宙科学館に行った経験がきっかけ =ニフティ調べ=(2025年2月10日)
- バレンタインで中高生の32.8%が「特に何もしない」と回答=スタディプラス調べ=(2025年2月10日)
- こども家庭庁、こどもの自殺対策に関する講演会「学ぼう心のサイン 守ろう10代の命」開催(2025年2月10日)
- B Lab、徳島県海陽町でeスポーツイベントと生成AIを活用したワークショップ開催(2025年2月10日)
- 海と日本プロジェクト、海洋ごみ問題を学ぶ小学校高学年向け出張授業in港楽小学校を開催(2025年2月10日)
- 横浜市立大学、社会人履修プログラム「研究開発型オープンイノベーター(ビヨンドURA)」4月開講(2025年2月10日)
- バイドゥ、愛知大学×Simeji マルハラ解消に向けた産学連携プロジェクト始動(2025年2月10日)
- 成蹊中学、武蔵野市の課題と解決策を生成AIで絵にした発表会開催(2025年2月10日)
- 長野・飯綱町、小6の理科で「micro:bit」を活用したプログラミング授業実施(2025年2月10日)
- 木村情報技術、クリエイター志望者向け「クリエナビ」 UdemyでUnrealEngine講座を公開(2025年2月10日)