2017年10月23日
戸田市教委とソフトバンクC&S、Musio使った英語授業を開始
埼玉県戸田市教育委員会とソフトバンク・コマース&サービス(ソフトバンクC&S)は20日、英語教育で連携し、同市の公立小・中学校向けに英会話学習AIロボット「Musio(ミュージオ)」を活用した外国語活動授業を開始すると発表した。
戸田市では、英語教育に力を入れており、すでに外国語活動の授業をスタート。また、タブレットでのモーション分析を活用した体育の授業を行うなど、ITを活用した教育にも積極的に取り組んでいる。
今回の戸田市の「Musio」導入は公立校では初で、ソフトバンクC&Sは導入サポートおよびテクニカルサポートを行う。
具体的には、10月から戸田第二小学校に「Musio」を導入し、5年生を対象に週2回の外国語活動のモジュール授業で、「Musio」を活用した授業を実施。あらかじめ設定された文章を、「Musio」に続いて児童が発声し、発音や抑揚などを「Musio」がチェックする。
「Musio」による外国語授業は、11月以降、市内のその他の中学校でも実施予定。
「Musio」は、AKA(本社・米カリフォルニア)が開発した英語学習のためのさまざまな機能を搭載したコミュニケーションAIロボット。教材を使った発音やヒアリングのほか、AIを活用した自由な会話が可能。サイズは幅174×奥行き83×高さ218mmで、重さ約 850g。バッテリー1万800mAh(約10時間稼動)。
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