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2018年1月11日

CA Tech Kids、プログラミングを使った小学校理科のカリキュラム開発

CA Tech Kidsは10日、小学校6年生理科の授業でプログラミングを使った学習活動のカリキュラムを開発し、愛知県刈谷市で公開研究授業を実施したと発表した。

00CA Tech Kidsでは、2017年6月から、小金井市立前原小学校、アーテック、小金井市と地域連携協定を結んでいる東京学芸大学実践研究支援センター加藤直樹研究室の3者と連携し、「教科学習×プログラミング」の有効な実践事例の創出・ノウハウ蓄積と共有を目的として、小学校理科の授業におけるプログラミングの効果的な活用・学習に関する共同研究を開始している。

同年10月には小金井市立前原小学校にて、次期学習指導要領においてプログラミング学習活動を行うべき教科・単元として例示されている、小学校6年生理科「電気の性質とその利用」での実践も行い、理科の授業でのプログラミング教育の在り方について検討を重ねてきた。

CA Tech Kidsは、これまでの研究成果を踏まえ、プログラミング経験があまりない教師や、機材・設備等が必ずしも充実していない小学校においても、実施可能で、より汎用的な授業モデルを検討・普及させることを目的として、昨年10月に小金井市立前原小学校で行った実践を改良し、愛知県刈谷市立双葉小学校で再度実施したという。

同研究授業は昨年12月5日、CA Tech Kidsと愛知教育大学磯部征尊研究室が主体となり、愛知県刈谷市立双葉小学校で実施したもの。理科の「電気の性質とその利用」の単元において、45分×2コマを使い、CA Tech Kidsスタッフのサポートのもと、同校教諭が授業を実施。従来の教科書に基づく学習に加え、プログラミングで電気の流れを制御する実験活動を行った。電気の性質について理解を深めるのみならず、エネルギーの効率的な活用について考え、ITを利活用することでより豊かな暮らしを自分たちが創りだせるという意識と意欲を育むことをねらいにした。

CA Tech Kidsでは、同研究の成果をもとに、全国の小学校で同様の授業が実施できるよう、教員向け研修の開発・提供を開始することを計画しているという。

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