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2018年1月17日
アドビ、慶應義塾大学SFC研究所の「授業レシピ」開発に参画
アドビシステムズは、慶應義塾大学SFC研究所 ファブ地球社会コンソーシアム内の高大連携教育ワーキンググループの企業メンバーとして、創造的人材育成を推進する高校と大学向けの「授業レシピ」の開発に参画、16日から「授業レシピ」が提供開始される。
ファブ地球社会コンソーシアムの高大連携教育ワーキンググループは、「人材育成」をテーマに掲げ、慶應義塾大学SFC研究所、アドビ、ヤマハ、トロテック・レーザー・ジャパンの各企業メンバーと奈良県教育委員会で構成されている。
今回提供される「授業レシピ」は大学生向けの授業案と高校生向けのワークショッププログラムの2種類で、慶應義塾大学とWebDINO Japanが開発したモノづくりレシピ共有サービス「Fabble」から入手可能で、誰でも無償で利用できる。
アドビは、同社が運営する教育者コミュニティ「Adobe Education Exchange」を通じて、Adobe Creative Cloudを導入している大学と高校に対する「授業レシピ」の実践を促進するとともに、「授業レシピ」を開発する教員に対して研修会を実施する。
アドビの調査では、学校現場における「創造的問題解決能力」育成の重要性が認識されているにもかかわらず、日本の教員の約7割がそのためのツールや知識習得機会が十分に得られていないと考えていることが明らかになった。同社は、こうした課題に応えるべく、子どもたちの創造性の育成を支援し、教育現場で求められる「創造的問題解決能力」を育成する機会とツールを提供するため、高大連携教育ワークグループでの「授業レシピ」の開発に参画したという。
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