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2018年1月22日

タブレット「学習」には使うが「読書」には使わない

KADOKAWAアスキー・メディアワークスは19日、角川アスキー総合研究所と共同で行なった「子どもライフスタイル調査 2018 冬」の結果をまとめ発表した。

今回の調査は、同社の女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に、2017年8月1日~9月20日、雑誌添付ハガキによるアンケートを実施。回答者から読者の中心層である女子小学生365人(1~3年生233人、4~6年生132人)を抽出して、集計分析した。

それによると、自宅に限らずタブレット使用の有無を尋ねたところ、女子小学生の48%が「使っている」と答えたが、「家族のタブレットを借りて使っている」の比率が36%と高かった。「通信教育」4%、「学校の授業」4%と利用方法も広がっている。

タブレット使用頻度については、27%が「毎日」使用していると回答。うち女子小4~6年では31%が毎日使用していた。タブレットを「学習に使っている」は33%で、「今後学習に使いたい」も合わせると50%と半数を占めた。

タブレット学習している女子小学生に「紙の本・ドリル」と「タブレット」では、どちらが学習しやすいか尋ねたところ、女子小学生の14%が「タブレット」と回答。「どちらかと言えばタブレット」を含めると42%がタブレットの方が学習しやすいと答えた。

一方、女子小学生の保護者に、子どものタブレット習熟度を尋ねたところ、28%が「使い方を教えなくても、自分で使い方を覚える」と回答。女子小4~6年生の保護者では37%で、高学年で高かった。

また、子どもにタブレット学習(知育)をさせたいか尋ねたところ、保護者の16%が「すでに勉強をさせている」と回答。「今後勉強をさせたい」と合わせると44%で、保護者の間でもタブレットでの教育に前向きな姿勢が優勢であることが分かった。

ところが、子どもにタブレットで読書をさせたいかでは、保護者の57%が「読書をさせたいと思わない」と回答。「すでに読書をさせている」は僅か7%で、タブレットを学習に使うことは肯定派が多かったが、読書については否定派が多数を占めた。

子どもにLINEなどの無料通話・メールアプリを利用させることについては、38%が「使う時間や使い方を制限すれば問題ないと思う」と回答するなど、肯定的な意見が、「問題ないと思う」と合わせて44%だった。2014年8月調査では肯定的な意見は29%しかなく、肯定派が増加している。

子どものLINEなどの無料通話・メールアプリ利用で心配なことは、55%が「トラブルや犯罪に巻き込まれそう」で、「依存症になりそう」が53%だった。

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