2018年5月17日
東京工科大、新入生の「コミュニケーションツール」実態調査
東京⼯科⼤学は16日、2018年度の新⼊⽣1735人を対象に行ったコミュニケーションツールの利⽤状況などに関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。
同調査は、4⽉5⽇と6⽇に新⼊⽣ガイダンスで調査票を配布・回収して実施。回答は男子64%、女子36%。この調査は2014年から実施しており、今回で5回⽬。
調査結果によると、まず、SNS利⽤率では、「LINE」が3年連続でほぼ全員、「Twitter」が同8割以上を維持しており、主流として定着したようだ。
「Instagram」は、⼥⼦で前年⽐13.6ポイント増の70.0%、男⼦で同12.3ポイント増の33.2%、全体でも4年前の約3倍となる46.6%の利用率で、拡⼤傾向が続いている。
「SNOW」は、⼥⼦が男⼦の約4倍となる6割弱(57.0%)が利⽤。「Facebook」は同4.4ポイント減の11.8%で、減少傾向が続いている。
また、友⼈との連絡⼿段は、「LINE」が3年連続でほぼ全員、「Twitterのメッセージ」が同4割強で、利⽤率と同様に定着化の傾向がみられる。
⼀⽅、「携帯電話のメール」は、前年⽐6.2ポイント減の20.6%で4年前の3分の1以下。「ショートメール」は、前年⽐1.3ポイント減の15.3%で、引き続き減少傾向。SNSへの集約が進んでいる傾向がみられる。
⼊学前に新⼊⽣同⼠でSNSなどで連絡を取り合ったことが「ある」のは全体の4割弱の37.2%。⼥⼦(45.4%)が男⼦(32.5%)を上回り、学部別ではデザイン学部(47.7%)が最も⾼く⼯学部(26.4%)が最も低かった。
世の中の動きについて情報を得ているメディアは、「テレビ」が最も多く82.4%。次いで「Twitter」が57.2%、「LINE」が55.0%と前回に続き半数以上となった。
⼥⼦の利⽤率が7割となった「Instagram」は、情報源としても7.7ポイント増の2割弱(18.9%)が利⽤。また、「最も信頼できるメディア」では、「テレビ」(51.9%)に次いで「新聞」(16.3%)となり、SNSやネットメディアを上回った。
所有している携帯電話の種類では、「iPhone」(72.8%)が4年前(50.1%)の1.45倍となり、「その他のスマートフォン」(25.1%)などとの差が拡⼤。また、⼥⼦では初めて8割超(81.1%)の所有となった。
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