2018年5月8日
桐蔭学園の3校、クラウド型学習システム「すらら」を一斉導入
すららネットは7日、桐蔭学園が効率的な基礎学力の向上を目的に、4月から中学生・中等教育学校前期課程の全員に、クラウド型学習システム「すらら」を導入したと発表した。
同学園の中学生は、中学校男子部、中学校女子部、中等教育学校前期課程の3校に分かれており、合計1350人以上が在籍。今回は、この3校で一斉に導入した。
同学園は、横浜市青葉区にある34万平米を越える広大なキャンパスに、高校と合わせて約5000人が学んでいる。今回の「すらら」一斉導入は、アクティブ・ラーニングの実践や進学実績向上の基盤となる、全生徒の基礎学力の向上が目的。
基礎学力向上のためには、生徒個々によって異なる学力に応じた学習機会の提供が不可欠。とくに生徒数が多い同学園では、幅広い学力層に対応できるアダプティブな取り組みが求められていた。
従来行っていたプリントによる一律課題と一律復習の実施に代えて「すらら」を活用することで、学年ごとの課題に応じ、朝の時間を利用したWeb上での小テスト、小テスト結果に応じた個別課題の復習、授業での個々に難易度の異なる問題演習ができるようになり、生徒一人ひとりに対応した幅広い学習機会を提供できるようになったという。
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